大変更新が滞ってしまいました。ごめんなさい。
こちらは昨年の夏に製作させて頂いたメンズのシャツです。
ご依頼いただく方は様々で、「お任せで!」という方もいれば頭の中のデザインを形にしてほしい方もいらっしゃいます。
こちらのご依頼は後者のタイプで、アレやコレやとデザイン画の修正を重ね
頭の中のイメージをすり合わせていきながら作りました。
生地はシワ加工がされたハンドワッシャーキャンブリックの墨黒。
前左右見頃、後ろ見頃の丈が段になっており、大きなアシンメトリーの襟がご依頼主と共に一番こだわった点です。
また前の開きは隠しボタンになっており、静かな墨黒の生地の中に潜むボタンの雰囲気は個人的なお気に入りポイントです。
私はいつもシンメトリーでクラシカルなイメージで洋服をデザインすることが多いので
自分だけでは考え付かないようなデザインを一緒に作り上げていくのが非常に楽しかったです。
こういった風合いの生地は経年変化も楽しめると思うので、自分色にいい味出してあげてください。
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毎年「こんなのあったらなー」と思っていたサマーコートをやっと作ってみました。
夏はラフな服装になりがちなので、羽織るだけで「オシャレしましたよ!」感の出る物があるといいなぁと。
同系色で合わせたり、ビビッドなタンクトップで合わせたり、楽しみ!
いつだかに買ったアンティークボタンも使えて良かった
不器用な大人の浮かんでは消えてく素直な気持ちを形にしてみました。
リボンを外して無骨なイメージでも
いっぱいリボンを付けてクレイジーでやんちゃなイメージでも
楽しんで着てもらいたいな
ビンッ!ときたボタン
あぁ、これならお気に召して頂けるかもしれない
と思える素材の組み合わせとデザインが頭の中で合致した時は
なんとも言えない気持ちになります。
今頭に浮かんでいるデザイン、使いたいと思っている布が決まっていたからこそ目についたボタン
少しでも組み合わせが違うとダサくなってしまうかもしれない
でもあの布で、あのデザインで、こんな感じで付けて、あの人が来てくれたら
きっと最高だろうな、と思う